おすすめの本、教材をご紹介します。
「楽しみながらからだを動かす1~5歳のかんたんリトミック」ナツメ社
ボリューム感のある一冊です。
リトミックで学習する基礎的な事柄が丁寧に説明されています。
★おすすめポイント
☆そのまますぐ使える活動例、楽譜が載っている。
☆簡単にしたり難しくしたり調整できる。
☆楽譜が弾きやすく、覚えやすい。
☆リトミック初回の子どもにも分かりやすい。
☆子ども達と、工夫出来そう。
☆複数の活動例もあるので、間がもたないのがお悩みの方におすすめ
指導のヒント
♡3歳未満、3歳、4歳、5歳向けとマークが付いています。
♡春、夏、秋、冬のテーマのマークがついています
♡音楽要素のねらいのマークがついています。
「0〜5歳児のリトミック遊び」芸術教育研究所・おもちゃ美術館編
この本は、主にネタがたくさん載っていて、楽譜は少ないのが特徴です。
自分でアレコレ考えたい人向け。
★おすすめポイント
☆遊びの要素が多いので、◯◯会などレクリエーションにも役立つ
☆簡単で理解しやすい
☆タンバリンや言葉で合図する方法も載っている
☆発想が豊かで面白い
指導のヒント
♡巻末に表があり、1歳から5歳まで対象の、1月から12月までの活動案、リズム課題がまとめられています。
「こんにちは!リトミック」「さあはじめよう〜こんにちは!リトミック」スタイルノート
リトミック教室を主宰されている坂本真理子さん著書です。楽譜をそのまま使うには上級者向けの本なので、部分的にアレンジすると良いです。
★おすすめポイント
☆楽譜と展開が載っている
☆ストーリーに沿ってのリトミックで、そのテーマでたっぷり遊べる
☆魅力的な曲がある
例えば
♪ふうせんがふくらんだ
♪魔女たちの朝ごはん
♪たんぽぽのたねはパラシュート
などをレッスンで使っています。
指導のヒント
♡子どもへの動機づけや、音使いに関しても細かく説明されています。
次にご紹介するのは、わらべうたのDVDです。
「映像で見る0・1・2歳のふれあいうた・あそびうた」DVD
汐見稔幸監修 エイデル研究所
私は初めて『教材を見て感動する』という経験をしました。保育の現場をありのまま記録したドキュメントです。
個人で買うには少しお高いので、図書館で借りて視聴しています。
★おすすめポイント
☆わらべうたの数が多い
☆うたい方、声が心地よい
☆遊び方のバリエーションが分かる
☆変にアレンジされていない
☆保育者と子どもの触れ合う姿に感動する
指導のヒント
♡遊び方、関わり方、歌い方、全てが指導のヒントになります。
先生だけでなく、母親が見ても、子育ての悩みが軽くなったり癒される映像です。
♡0、1、2歳という、まだ言葉を完全に持たない子どもとのコミニュケーションの取り方が参考になる。
最後に、和声の本をご紹介します。
「土田京子の説き語り和声法講座」
和声にアレルギーがある方は多いと思います。
この本は、頭が痛くなるような和声とは違います。話し言葉で説明されているので、繰り返し読むと分かってきます。
今まで、和声は無理矢理暗記しては忘れるものでした。理解したものは、忘れません。身に付きます。
★おすすめポイント
☆分かりやすい話し言葉で、語られている
☆クラシックの和声法と、ポピュラーのコードとの考え方、両方から説明されている
☆例や、課題が分かりやすい
♡私はポピュラー系の理論に馴染んでいたので、それが和声で何に当たるのかが分かり、今まで謎の部分がスッキリしました。
今はネットの時代で、YouTubeや記事で、沢山の情報を一気に得ることが出来ます。
YouTubeと本との意識の違いは、YouTubeは何かをしながら聞き流せますが、本は自分の意思で読み続ける行為です。
本の方が、より勉強したい意欲と集中力が必要です。
また、YouTubeとは違い、一冊にまとめられている、という点に価値がある気がします。
気になる物があれば、是非手に取ってみて下さい。