Let's リトミック !!

乳幼児のリトミック

動物園のリトミック パートII

動物園がテーマの即時反応のリトミックと、童謡を使ったリトミックをご紹介します。

前回の【動物園のリトミックパートI】とセットでやったり、続きで行っているシリーズです。
www.nekomi.work

①ハムスターコーナー

なでなで ⇆ 逃げ出した、追いかけよう!⇆見つけた!

ハムスターの真似をしてエサを食べる

①ハムスターコーナー

3歳、4歳、5歳
ねらい 強弱、テンポ、ニュアンス、即時反応


子ども達が大好きな動物園。そのなかでも、小動物と触れ合える小さい子どものコーナーは大人気です。

「みんなで動物園に来たね」
「1人一匹ずつハムスターを配るよ。何色がいいかな?」(エアです)
一匹貰った子供は、座る
「ハムスターは怖がりだから、優〜しく抱っこして、なでなでしてね」
「お口の前に手を出したらエサと間違えて噛まれちゃうから、背中を撫でてあげてね」
座って、ハムスターをなでる(エア)


「気持ちよくて寝ちゃったかな」



「あ!大変。ハムスターが逃げ出した」


「見つけた!捕まえて!」



「エサを食べてるね。真似してみよう」


繰り返し様子を見ながら弾き、即時反応させます。
最初は言葉も入れ、次第に音だけで反応させ難易度を、上げます。



②山の音楽家

ねらい 拍、リズム、動きの創作

クラップと、リズムの活動
前半は3歳と、4.5歳では変えていますが、後半は同じです。
3歳
わ|たしゃおん|がーくかや|まのこり|すー
  タウ タウ タウ タウ…
※タが♪をクラップ。ウが8分休符
拍の頭でクラップします。

4歳、5歳
わ|たしゃおん|がーくかや|まのこり|すー
  ウタ ウタ ウタ ウタ…
※拍の裏でクラップします。

キュキュキュキュキュ〜は、各楽器を(エアで)演奏します。
正式な歌詞は
一番は、子リスがバイオリンを
二番は、うさぎがピアノを
三番は、小鳥がフルートを
四番は、たぬきがたいこを演奏します。
続きは、みんなで考えましょう。
例えば子供達がよく知っている楽器、鈴やカスタネット、トライアングル、ウッドブロック、ラッパ(トランペット)はどんな動物が演奏したら合うかな?
反対に動物のネズミ、ライオンはどんな楽器を演奏して欲しいかな。

エアで演奏してから、実際の楽器を使ってパートを決めて合奏に発展してもいいですね。
強弱をつけたりテンポを変えて、気分に浸って楽しみましょう。


ハムスターを追いかけるリトミックでは、ドキドキして泣いてしまった年少さんがいました。
感情移入したのだと前向きに捉えて、そのあとは、ひたすら抱っこだけの活動に切り替えました。

また、応用として
円になり3回撫でたらお友達に回すなでなでなでハイ」とエア(いるつもり)でお隣に渡します。
伴奏は、♫ ♫ ♫♩

アクセントの合図で、その時にハムスターを持っている子は、円の外側を一周走ります。先程の1人バージョンを経験しているから、出来ます。



動物園で、交代で小動物を撫でる経験がある子が多いので、空想の世界でも楽しんでいました。


即興は、「ハムスターをなでる」はうっとりするように、「ハムスターを追いかける」は急いで!と、曲調を弾き分けると、感じが出ます。
合図は、少し大きめで突然に出します。

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