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乳幼児のリトミック

育児本 読書感想「それって保育の常識ですか?」

最近時間があるので、図書館によく行きます。
たまたま、手にとって気に入った本をご紹介します。

柴田愛子さん著書「それって保育の常識ですか?ほんとうに大切なこと35」すずき出版

柴田愛子さんは、幼稚園教諭など47年間、保育を経験されて、現在はこども達の集まる場所「りんごの木」を主宰していらっしゃいます。


読み始めてすぐ、私この人好きだわ、と感じて一気に全部読みました。
1時間かからなかったと思います。


エピソード→柴田さんはどうしているか
私の感想、の順でご紹介します。




子供が片付けをしない、どうしますか?
→片付けるとさっぱりするという感覚がまだないので、一緒にやる。その時に一個無いと気になるような収納にする。

「お片付けしてね」と言ってもいっこうにやらなかったり、まだ遊びたがったりするけれど、やり始めると片付けがゲーム感覚になったりしますよね。
 


物で友達を釣る子への対応
→自分で、どうしたら友達が出来るか、どうしたら離れていくか経験したらわかるでしょう。

本当にそうですね。大人でも子供でも言える事です。



乱暴な子、困った子への対応
→気持ちに寄り添う以外にない。
表現方法が未熟なだけ。その子を嫌いにならないで、自分の保育魂に火をつけて。

その子を知りたいと思う事ですね。
確かに、自分の生徒を振り返ってみても反抗的な子、無反応な子とか心に入り込むのが難しい子が、時間をかけて変わってきた時には、喜びもひとしおでした。



じっと見ているだけで、自分はやろうとしない子
→本人が自分から動き出すのを待つしかない。無理矢理言い聞かせて成功することはまずない。

やっぱり!と思いました。
見ている、というのは興味があるからなんですね。でも、やりたいとはまた違う感情です。1年待ってやらなくても、いつかやり始めるかもしれません。それがいつかは分かりませんが‥



いつもケンカばかりする
→ケンカできる間柄。いつもケンカしているのは、相手がどう出てくるか想像できているから。

ケンカには、メリットとデメリットがあると思います。ケンカをした後、泣いた方だけでなく、泣かした方も嫌な気持ちになります。
心がぶつかり合う経験するのは、これからの人とのコミニュケーションに役立つはずです。



親からの、◯◯して欲しいと要求が多い。
→今子ども達の状況がこうです。
子ども達に、このような保育が必要だからこうしています。と、誠意を持って、かつ強気に言う。

確かにそうですね。
私は保護者に色々言われると、悩んでしまうのですが、ブレないことは大切です。難しいんですけれどね。
でも、本当にはぐらかさず誠意を持って説明するのがベストだと感じました。



保育者が子どもを脅かして躾けていませんか。
「先生が今なんて言った?お耳はないのね」
「もう、食べなくていいのね!」と
イライラした口調叱る
→脅かして子どもを従わせるのは、力関係を使ったにすぎません。

たまに、保育者や親がこんな感じで叱っているのを見て、アラアラと思ってしまいます。
保育者や親自体に、何らかのストレス、家庭や職場への不満があるのかもしれません。
私自身も、子どもへの対応が変な時は自分自信に問題があると心当たりがある時だからです。


他にもたくさんのエピソードがあり、
読んでいて「ウンウン」「あるある」「やっぱりね」とたくさん共感しました。

感想として一つ言えるのは、私が今まで読んできた育児本と一味違います。

こうした方がいいよ、とは一言も書いてなくて、私はこうだよと経験談を話されています。その観点に度々驚かされました。

ただ、一貫して子供の意思を尊重しているので、保育の現場では実践可能かと問われれば無理な部分も多いです。
だから、柴田さんは自分で、子どもが集うクラブを作ったのでしょう。


また、ご紹介できればと思います。

それって、保育の常識ですか?

それって、保育の常識ですか?