春にぴったりなわらべ歌をご紹介します。
わらべ歌は、歌詞や遊び方の伝わり方が様々です。何通りかあったら、好きなやり方を選んで遊んだり、子ども達と色々なアレンジを加えて、遊んでみて下さい。
たんぽぽたんぽぽ 1歳〜3歳
ずくぼんじょ 1歳〜5歳
たけのこ一本 1歳〜5歳
ひらいたひらいた 3歳〜5歳
たけのこ芽だした 3歳〜5歳
「たんぽぽたんぽぽ」1歳〜3歳
(歌詞)
たんぽぽ たんぽぽ
むこうやまへ とんでけ
(遊び方①)
両手を伸ばし、たんぽぽの綿毛になったつもりになり「たんぽぽ たんぽぽ むこうやまへ」まで揺れて「とんでけ」でバンザイ
(遊び方②)
両手を伸ばし、綿毛になったつもりになる。
どっちに飛んでいくか相談してから唄いはじめる。例えば、窓の方、ドアの方、ピアノの方など
揺れて「とんでけ」でみんなで同じ方向へ飛んでいく。
※とても楽しいのですが、ぶつからない様気をつけて下さい。
また、お散歩に行った先の公園や、園庭で遊ぶと伸び伸び動けます。
(遊び方③)
親や、保育士との遊び方
手を持って揺らしたり、脇をだっこして揺らし「とんでけ」で、たかいたかいする
※揺さぶり過ぎないようお気をつけ下さい。
「ずくぼんじょ」1歳〜5歳
(歌詞)
ずくぼんじょ ずくぼんじょ
ずきんかぶって でてこらさい
(遊び方①)
しゃがんで、手を合わせつくしになったつもりになり「ずくぼんじょ ずくぼんじょ ずきんかぶって」まて揺れる。「でてこらさい」の「さい」でピョ〜ンとジャンプする
(遊び方②)
親や、保育士との遊び方
しゃがんで、手を合わせつくしになったつもりになる。
揺れながら唄う。
◯◯ちゃんを引っこ抜いちゃうぞ!
と言って1.2のさ〜んでたかいたかいする。
「たけのこ一本」1歳〜5歳
(歌詞)
たけのこ一本ちょうだいな まだ芽がでないよ
たけのこ二本ちょうだいな まだ芽がでないよ
・・・・
たけのこ◯本ちょうだいな もう芽がでたよ
(遊び方①)
引き抜く役を決めておく。
子どもが1人木につかまる。2人目はその子の身体に手を回しつかまる。3人目は2人目につかまる・・・
全員つかまったら、引き抜く役が「わっしょいわっしょい」言いながら一人ずつ外していく。
(遊び方②)
親や、保育士との遊び方
「◯◯ちゃんたけのこ ちょうだいな」「もう芽が出たよ」と唄い、大人が子どもを「よっこらしょ!」と引っこ抜き、抱っこする。
人数がたくさんいたら、どんどん引っこ抜く。
「ひらいたひらいた」3歳〜5歳
(歌詞)
一番
ひらいたひらいた なんのはながひらいた
れんげのはながひらいた
ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ
二番
つぼんだつぼんだ なんのはながつぼんだ
れんげのはながつぼんだ
つぼんだと思ったら いつのまにかひらいた
(遊び方①)
一人ずつ手で花を作り揺れる。
一番の唄いはじめは、お花が咲いているように手をひらく。「いつのまにかつぼんだ」でだんだん小さな声で唄い、手のお花もつぼませる。
二番の唄はじめは、手をつぼんだお花にし、小さな声で唄う。「いつのまにかひらいた」でだんだんにお花を咲かせる。
(遊び方②)
手をつなぎ円になる。
円を大きくひらいた状態から一番の歌詞を歌い、手を揺らします。
最後の歌詞「いつのまにかつぼんだ」でデクレッシェンドしていきながら、内側に歩いていき円を小さくします。
二番の歌詞を歌います。
手を小さく揺らし、最後の歌詞「いつのまにかひらいた」でクレッシェンドしていきながら、外側に向かって円を大きくします。
「たけのこ芽出した」3歳〜5歳
(歌詞)
たけのこめだした はなさきゃひらいた
はさみでちょんぎるぞ エッサエッサエッサッサ
(遊び方)
「たけのこめだした」両手で竹の子を作る
「はなさきゃひらいた」手でお花を作る
「はさみでちょんぎるぞ」チョキ
「エッサエッサエッサ」腕を振り、最後にじゃんけんぽん
音程は、YouTubeで検索なさってみて下さい。
何の準備もいらない、わらべ歌ばかりです。
ピアノ伴奏は基本的に必要ありませんが、ピアノ伴奏しながら歌うと違った気付きがあるかもしれません。打楽器を入れてあげても雰囲気が変わります。
大人も子どもも自分の声を楽しんで、心を合わせて日本の旋律を楽しんで下さい。
春らしい、ウキウキするわらべ歌ときれいなわらべ歌をご紹介しました。