Let's リトミック !!

乳幼児のリトミック

リトミックのやり方⑥ 年間指導案の立て方

毎年3月には、新年度の年間指導案を作成します。


新しいネタ探しにリトミックの本を読んだり、書きためていたネタ帳をパラパラと見ます。
童謡や手遊びのCDを聞いたりします。

さて、私がリトミックネタを新たに思い付く瞬間は、現場でのレッスン中の子どもの発言からが多い事は、度々書いています。

子どもからヒントを得る以外に、ギリギリになって思い付く、という事がよくあります。

レッスン前の交通機関での移動時間に
「あ!こんな事出来るんじゃない?」と閃くのです。
それこそ、降りてくる感じです。

人間ギリギリになると、突然実力以上の力が発揮できるようで、指導案の1割は、直前の絞り出しによって出来ています。
そのために、ズルイのですがカリキュラムに1つ分の余白を空けておきます。

前年度の指導案には赤ペンで修正します。
見直しポイントは
発達段階と合っていない、スペースと合っていない、静と動のバランスが悪い、教育効果が薄い
これらを反省点として反映させます。

毎年見直し更新しているので、10年前と今では10回分改善した違いがあります。



さて、年間指導案にいれている項目をご紹介します。

項目は【導入】【リズム】【月のテーマ】【ソルフェージュ】てす。

縦軸には◯の中に4月から3月までを入れ、横軸には【導入】【リズム】【ソルフェージュ】【テーマ】を入れ表を作る。




◯月の【導入】

年齢に合った手遊びわらべ歌の曲

必ず音楽要素、リトミックねらいをいれる(手遊びなら、ビート・テンポ・強弱・リズムパターン・休符など)
わらべ歌なら、フレーズ・アナクルーシスクルーシス、2音の抑揚、3音の抑揚、変拍子風など)



◯月の【リズム】

1歳の例
・四分音符♩を中心に
2歳、3歳の例
・四分音符、八分音符
・四分音符、八分音符、二分音符
・タンタンタンウンのリズム
・タンウンタンウンのリズム
・タンタタタンのリズムなど
4歳、5歳の例
・四分音符、八分音符、二分音符、付点四分音符、全音符、休符の組み合わせを適宜
・付点のリズム
・リズム模倣4/4を2小節〜
・タタンタタンタンのリズムなど
・ターアーアータンのリズムなど
・タンタンタンタタのリズムなど
あくまでも例ですので、4月〜3月まででレベルアップするよう、計画します。
リズムの活動は、手拍子、ステップ、楽器などで行います。
リズムカードを選ぶクイズ
食べ物や動物の鳴き声のリズム

◯月の【ソルフェージュ

3歳の例
・ドレミファソラシド、ドシラシドファミレドのハンドサイン
・ドの音感記憶、聞き分け


4歳、5歳の例
・4/4 四分音符で2小節ハンドサイン
・八分音符、二分音符も追加
最初は順次進行で徐々に音域を広げ、跳躍へ
・2/4、3/4、4/4で
・拍子の聞き分け
長調短調聞き分け
・前の音より音が上がってるか下がってるか?


私がソルフェージュでやっているハンドサインは、音階に1つずつポーズがあるハンドサインではなく、手を音程により上下するハンドサインです。
理由は、10人から30人の団体なので理解度ににばらつきがあり、全員が理解出来る内容にとの考えからです。

ソルフェージュ】と【リズム】の曲は先生が考えた即興でもよいですし、その日に扱った分かりやすい曲や童謡などの変奏でもよいと思います。


◯月の【テーマ】

季節ネタなどのメインの活動です。
全記事参照。↓下に貼っておきます。
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私は【リズム】はレッスンの始めの方、【ソルフェージュ】は終わりの方に振り返りも兼ねてやっています。【テーマ】は真ん中がよいと思います。


1回分の指導案は
「はじまりの歌」

導入   「曲名」(ねらい)

リズム   活動

テーマの活動   「曲名」活動(ねらい)

ソルフェージュ   活動

「おわりの歌」

となります。



しっかりと指導案を立てておけば、後でとても楽になります。

前日に、ノートに写すだけの作業と、ちょこっと歌詞を思い出したり、即興を弾いてみたりするだけでレッスンにのぞめます。

しっかりした指導案があるからこそ、アレンジも出来ますし、子どもと思い切り遊ぶことができます。
また、余白を少し残して◯◯or◯◯としておき、当日子どもの様子を見て適変えたり、即興で考えるのもお楽しみです。


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