3歳、年少児
課外の少人数リトミッククラス
指導する立場で見極めが難しいと思う事があります。
基本的には、保護者の方が自由に見学できるようにしています。しかし、
・お母さんがいないと、泣いてしまう子がいます。
・お母さんがいると、愚図って泣いてしまう子もいます。
・また、お母さんがいるとふざけてしまう子がいます。
・お母さんがいないと調子に乗ってふざけて、いると監視の目があるからちゃんとやる子もいます。
それぞれの心理があるのでしょうが見極めが、とっても大変です。
子どもへの見極めが出来ても、お母さんが子どもを突き放したいタイプだと、子ども泣きじゃくっていても、同室して下さらなかったりしますから、親子ペアでどちらがいいのか考えなければなりません。
親子喧嘩している姿もよく見ます。「ちゃんとやりなさい」「ママは見ないで、あっち行って!」一人っ子に多い傾向です。
3歳児くらいは、親から自立したい気持ちと、甘えたい気持ちの両方があり葛藤しているのでしょう。
お母さんがいないと泣いてしまう子は、無理矢理、引き離したりはしません。
どうぞ気が済むまで一緒にやって下さいと言って、存分にくっついていると、子どもはお母さんから離れて、出てきたりします。
お母さんがいるとふざけてしまう子は、ちゃんとやるのが照れ臭く、反抗したいんでしょうね。
この場合は、引き離した方がスッキリします。
だいたいは、お母さんがいない方が本来の子どもの素直な性格が出てくるので、お母さんには席を外していただいて、お迎えだけの方がいいのかな、と思います。
どんな対応がベストなのか未だに悩みます。
3歳児は、個人差の幅も広く、心が揺れ動く時期でもあるからです。
個々に理由があって難しいので、いるパターンと、いないパターンで両方やらせてもらって決めさせてもらっています。
実験してみる、という事です。
結果をお母様にお伝えし、ご理解いただいています。