Let's リトミック !!

乳幼児のリトミック

リトミックのやり方② 環境作り

幼稚園、保育園でリトミックを行う時の環境作りについて、私の知っている範囲でお話しします。

今まで、クラス開設の時にいただいた質問を元にまとめました。

リトミックは何歳から出来ますか?

0歳から出来ます。 0歳はとても耳からも視覚からも、刺激を受けます。

保育園の生活が基盤ですので、まずは園の生活に慣れることを優先させて、0歳後半のお座りが出来る月齢くらいから、1歳児クラスを見るようなかたちで参加させるのがベストでしょう。

1歳、2歳、3歳、4歳、5歳クラスと分けられるとよいのですが、人数や時間の都合上、1歳2歳の合同、4歳5歳の合同、または 3歳未満児、3歳以上児のクラスなど、発達段階を考慮して合同クラスにしてもよいと思います。

リトミックの時間はどれくらいが良いですか?

1歳、2歳 一回のレッスン  20分

3歳、4歳、5歳 一回のレッスン  30分

月に2回以上出来るとよいです。

3回出来るとますますよいです。

40分を1回より、20分を2回

60分を1回より、30分を2回と日にちをあけてレッスンした方が効果があります。

レッスン時間は長くても1歳、2歳で30分、 3歳から5歳で45分くらいが集中力の限界と思われます。

ただし、絵本やお話し、造形活動や音楽ワークと組み合わせるのであれば、もう少し長くても大丈夫です。

Q 先生は何名必要ですか?

・ 講師1名で指導するパターン

・ 講師2名で指導するパターン

リトミックは講師が1名で指導する場合と、2名で指導する場合があります。

・ 講師1名で指導するパターン

アカペラで歌って動きを見せる → ピアノを弾いて、子どもを動かす。 その時に、担任の先生に一緒に動いてもらう。

・ 講師2名で指導するパターン

1名はピアノ担当で、もう1名がレッスンを展開する。

講師が1名の場合も、2名の場合も、指導する講師以外に、通常の保育と同じ人数の園の先生がいた方がよいです。

理由は、子どもがぶつかったりしないよう見てもらう為です。

また、幼児ですので、ケンカや、機嫌が悪い、泣いてしまうなどということが起こります。そこでレッスンが止まってしまわない為にサポートが必要です。

また、レッスンを行う講師がピアノの弾いている時に、大人が子どもと一緒に動いてもらった方が効果的です。

模倣や輪唱なども、モデルが必要なので、先生2名で行います。

Q スペースは?

人数に応じてのスペースが必要です。

ホール、遊戯室、保育室など室内。

保育室では、机や椅子を端に片付けて行います。

ホールのメリットは、広いのでぶつかりが少ない。のびのび活動できる。 デメリットは、声の指示が届きづらい。

保育室でのメリットは、指示が聞き取りやすく集中できる。 デメリットは、ぶつからないよう注意を払わないといけない。

リトミックに必要なものは?

ピアノ、電子ピアノ、キーボードなど鍵盤楽器

それ以外は絶対に必要なものはありません

必要に応じてあった方がよい物

少人数クラスで、 リトミックスカーフ、ボール

4歳以上で 音符カード、リズムカード

リトミックの道具として、フラフープやカラーボード、ロープなどを使うリトミックもありますので、必要と思われれば用意して使ったらよいと思います。

私は、あまり使っていません。

配る時間がもったいないのと、子どもが道具に気を取られて、音楽を聞かないような逆効果なシーンもあったからです。

何をどのように使うか、効果を考えて用意するとよいと思います。

Q 裸足の方がいいのですか?

リトミックを裸足で行うと触感的な効果があるので、本来は裸足で行うのが理想です。

私が指導させていただいている園では幼稚園や保育園の方針もあり、園長先生と相談して決めました。

上履きで生活している園では上履きで、小規模保育園で靴下で過ごしている子どもは、裸足で行っています。

 

Q大勢で動いて危なくないですか?

安全第一です。

複数の大人の目でよく見ていてください。

走る活動、大きな動きの活動、手をつないでの活動の前に、先生方に 「今から、こういう活動をします」と宣言し、教室の危険な場所に立ってもらったり、動きの激しい子のサポートをしてもらいます。

レッスンを展開する講師は、子どもが動く方向を一方向に促したり、ジャンプや回転の時の空間の取り方を指導します。

レッスンをしていくと分かるのですが、大人数で狭いスペースで動いても、リトミックに慣れている子ども達は空間を上手に使い、ぶつかりません。  

反対に、少人数で広いスペースでも、リトミックに慣れていない子は、ぶつかります。

空間の使い方、お友達との距離感、力の入れ方なども、積み重ねで身につけていくものです。

怪我に関しては、私が20年指導してきた中で、大きな怪我をさせてしまった事は一度もありません。  

ぶつかってタンコブを作る程度の怪我は時々あります。

肘内障といって、「腕が抜けた」という状態になった子が過去に2名いました。

腕が抜けやすい子は、大人とペアになったり、抜けやすい腕の側が大人になるようにして気をつけてあげてください。

今回は、リトミックに必要な環境作りについて、お話ししました。

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