Let's リトミック !!

乳幼児のリトミック

パートナーソングでリトミック

パートナーソングについてご紹介します。
パートナーソングは、複数の曲を同時に歌い、きれいに響き合う曲同士のことを言います。
使っている和声が全く同じなので自然にハモれるのです。

パートナーソングのご紹介

「小さな世界」の前半と後半
「メリーさんのひつじ」と「ロンドンばし」
「ゆき」と「春が来た」
「どんぐりころころ」と「夕焼け小焼け」と「たきび」
「ぞうさん」と「赤とんぼ」と「うみ」
「うさぎとかめ」と「浦島太郎」
「アマリリス」と「きらきら星」と「こぎつね」
「かえるの合唱」と「大きな栗の木の下で」

3曲書いてある曲は、その中でお好きな組み合わせ2曲でもいいですし、合唱に慣れている方は3曲一緒に挑戦してみてもいいですね。
伴奏に合わせると、歌いやすいです。


パートナーソングで音を重ねる体験をすると、聞き合う事が心地よく、合唱が初めての子どもの合唱への入り口になります。

幼児には少し難しいので、小学生以上の子どもと楽しんでみてください。

たくさんあるパートナーソングの中からリトミック的遊びを考えました。

パートナーソングでリトミック


「メリーさんのひつじ」と「ロンドンばし」 

展開例
AB2チームに分けます。
Aチームは「メリーさんのひつじ」の1拍め、3拍めをクラップしながら歌います。
Bチームは「ロンドンばし」を裏拍の2拍め4拍めをクラップしながら歌います。
少し練習してから、入りやすい前奏により同時に合わせます。

ABチームは、交互の動きになり、なかなか視覚的に面白く、歌のリズムも似ているので聞いていて楽しめます。

上手に出来たら、応用で何か拍に合わせ、それぞれ違ったポーズをしてもいいですね。

また、よく理解している小学生であれば、テンポを変えたり、2コーラス目は「こうたい!」の合図で反対の曲に変える事も試せそうです。


「なべなべそこぬけ」と「上がり目下り目」

わらべ歌は五音音階、ペンタトニックなので、どんな曲同士でもパートナーソングとして歌ったり遊べます。
尺が同じ曲
「なべなべそこぬけ」と「上がり目下り目」を一緒に歌ってみました。

展開例

AB2チームに分けます。
Aチームは「なべなべそこぬけ」を歌いながら遊びます。
Bチームは「上がり目下り目」を歌いながら遊びま
す。
この時の遊び方ですが、
Aチーム円になり、「かえりましょ」で1箇所を全員でくぐる遊び方をする。

難しい場合は、「かえりましょ」で、例えば全員で手を繋いだまま上に上げる、などのポーズをする。2コーラスで2回目は下に手を下げ座る。


Bチームは、円になり
「上ーがり目」上に手を上げる
「下ーがり目」下に手を下げる
「ぐるりと回して」全員で左に回る
「ねーこの目」手を離して猫のポーズ


「どうぞ」の合図で、ゆっくりから練習してみて、慣れたら中位のテンポで、同時に歌いながら動きます。

なかなか可愛らしい活動だと思います。
円になり動くのは、少しでも引っ張ったりすると危ないので、よく気をつけて遊ぶようにしています。


パートナーソングは、相手があっての活動です。

お友達と、協力したり相談したりして、子どもからアイデアが出て、更に面白い歌遊びになるかもしれません。


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