Let's リトミック !!

乳幼児のリトミック

季節のリトミック どんぐり 0歳から2歳

前回は2歳から5歳までの、どんぐりをテーマにしたリトミック について投稿しました。

今回は0歳から2歳の子どものリトミック をご紹介します。

実際のレッスン時には、0歳の子は保育士に抱っこやおんぶをしてもらっている状態だったり、ベビーラックに座っていたり、シートを敷いて寝ている場合もあります。

0歳でも、よく音楽を聴いています。

ですので、起きていれば是非参加させてあげて下さい。始める時期が早ければ早いほど、後々の効果が大きく見られます。

生後8カ月くらいから、手をひらひらさせたり身体を動かしたりという反応が見られるようになります。

生後8カ月前後のお座りで見ている子は、リトミック を見て、聞いて、感じるだけでオッケーです。

先生の真似をするとか、音楽を聞いて何かするとかは、もう少し先になります。

自由な表現を褒めてあげて、楽しい時間を共有しましょう。

1歳過ぎて、立ったり歩くようになったら、先生が一方的に歌って動くだけでなく、会話のやり取りを楽しんだり、応答的に展開します。

身振りや感情をたっぷり、かつ分かりやすく表現すると真似をするようになります。

毎回、教材や布を使う必要はありませんが、時々視覚的に刺激するのは、効果的です。

私は、パペットを使い、ごっこ遊びをしながらすすめています。

1回目2回目で、全く反応を示さなくても、5回6回‥‥‥10回と続けていると驚くほど、反応が明らかになります。

 

どんぐりのリトミック 0歳〜2歳

 

ねらいは、歌を聞いて楽しい気分になる。リズムを感じる

具体的な音楽要素ではなく、ざっくりしていますね。

 

童謡「どんぐりころころ」を使ったリトミック 

①クラップ

「どんぐりころころ」の曲の最初から最後まで、

♩♩♩♩   ♩♩♩(ウン)

のリズムをクラップしたり、すず等の楽器で鳴らしたりする。

 

②揺れ

「どんぐりころころ」の♩♩を一つに2分音符を感じ、揺れながら歌う。

「さあたいへん」の時にビックリしたジェスチャーをしたり、「こんにちは」の時にお辞儀をする。この時、メロディーのリズムを意識して合わせる。

 

全部にジェスチャーを付けてしまうと、振り付けになってしまい、リトミック というよりお遊戯になってしまいます。ポイントを絞って動きましょう。

リトミック とお遊戯の違いは、

お遊戯は動きが主役、リトミック は音楽が主役です。

リトミック では、音楽的なねらいを必ず意識しましょう。

 

 

イメージ遊びのリトミック 

その1

「どんぐり見ーつけた!」とリズミカルに言いながら、座ってどんぐりを拾う真似をします。

 

唐突に始めると、状況が分かりづらいので、「公園に着いたよ。何か落ちているね」「お散歩で公園に行った時に、どんぐりがたくさんあったね」などお話しをしながら始めます。

 

目の前にどんぐりは無いので、あるつもりでジェスチャーします。

 

1歳から3歳くらいの子どもは、無い物が見えるアミニズムという特性を持っていますので、エアで楽しく遊べますよ。

私の大好きなエアの(あるつもりの)リトミック です。

 

何度も、同じ事を繰り返します。

「どんぐり見ーつけた!」

「こっちにも、どんぐり見ーつけた!」

「あっちにも、どんぐり見ーつけた!」

「ちっちゃいどんぐり見ーつけた!」

「おっきいどんぐり見ーつけた!」

「かわいいどんぐり見ーつけた!」

抑揚をつけて、言いながら拾う真似をします。

「見ーつけた!」は  ♩  ♫ ♩ ウン

のリズムのようにリズミカルに言います。

 

その2

それから、「いくつあるか、数えてみようね」

いーち  にー  さーん しー ごー

ろーく  しーち はーち きゅーう じゅう

と言いながら拾う真似をします。

この時は♩♩(拾って入れて)♩♩(拾って入れて)のリズムを感じて動きます。

 


リトミック ソルフェージュ 「音のかいだん」「10数えよう」「したくの歌」「和音のうた」

 

本物のどんぐりを使ったリトミック 

次は本物のどんぐりを使ったリトミック です。

曲は、わらべ歌を2曲ご紹介します。

うたの最後に

♪「どっちの手ーにー 入ってるか!?」と

当てっこする遊びです。

 

①おてぶしてぶし

(歌詞)

おてぶしてぶし てぶしのなかに
へびのなまやけ かえるのさしみ
いっちょばこ やるから
まるめて おくれ いーや

どっちの手にはいってるか

 

楽譜は、歌いやすいキーに替えて歌って下さい。

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とても面白い、唱えうたです。

 

両手を膨らませて合わせ、手の中にどんぐりを1つ入れます。手を揺らし歌い「どっちの手に入ってるか」で、どちらかの手にどんぐりを隠してグーを2つ出します。

「こっちかな?」「ブー✖️入ってません」

「こっちかな?」「こっちに入ってました!」

 

私が「おてぶしてぶし」と出会ったのは、十数年前、当時1歳だった息子が保育園で覚えて帰ってきて、家で歌ってくれたのが最初です。

変わった歌詞だな、でも1歳でこんなに唱えるのだから、魅力がある歌なんだろうなと感じ、調べたのがきっかけです。

実際、1歳児、2歳児はよく聞いて、そっくりに歌います。意味は全く分かっていないのに歌っているのが、なんとも可愛いのです。

 

先生がどんぐりを隠して種明かしして見せてから、今度は2歳児には1つずつどんぐりを配り、歌い、最後にどっちに入っているか当ててあげます。

順番待ちで時間がかかる様でしたら、複数の先生でやってあげて下さい。

 

まぁ、子どもは当てられる前に待ちきれず「ほら、こっち」と手を開けて教えてくれちゃうんですけれどね。

1歳児は口に入れてしまうといけないので、見せるだけにします。

 

 

②まめがら

まめがらがらがら さくらのしょっこ

またきて くんぐり くるりとまわれ

どっちの手にはいってるか

 

両手を膨らませて合わせ、手の中にどんぐりを1つ入れます。手を揺らし歌い「くるりとまわれ」で手をかいぐりした後、グーを2つ出します。

 

本来は、「どっちの手にはいってるか」は歌の最後に付きません。

本来の遊び方は3人組みで、2人が手を繋ぎ輪を作り、その中に1人が入り豆を煎る様に揺すります。「くるりとまわれ」で送り出して、次の2人の中に入り、繰り返します。

 

「まめがら」は豆を煎ることらしく、そこからこのような手を揺らす遊びを思いつきました。

柔らかくゆっくり歌ってあげるといいですね。

最後に手をかいぐりするところが、マジックみたいで、ワクワクするかなと思います。

 

わらべ歌は伝承の遊び歌で、地域によって、節や遊び方が少しずつ違います。

本来の遊び方だけでなく、子ども達とアレンジして子どもの年齢やスペースに合った遊び方を楽しんでみて下さい。

 

 

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