毎年、どんぐりの季節になるとバッグにビニール袋を忍ばせ、公園や路地でどんぐり拾いに精を出します。
帽子をかぶっているどんぐりや、枝が付いているどんぐりを見つけるとラッキーな気持ちになります!
どんぐりの中には虫が住んでいる場合があるので、要らない鍋で煮るとよいと聞きました。
鍋が無いので、一晩冷凍庫に入れて様子を見ていますが今のところ、どんぐり虫に遭遇していません。
どんぐりをテーマにしたリトミック
さて、どんぐりをテーマにしたリトミック をご紹介します。
ねらいは、合図を聞き即時反応する
即興ピアノによるリトミック
- 歩く ⇆ どんぐりを拾う(2歳〜4歳)
♩ の即興曲を弾き、子供は歩きます。
どんぐりころころを弾いてもいいですね。合図は、中音域クラスター♩でも♫でもいいですね。この合図を聞き、子供はどんぐりを拾う真似をします。
最初はフレーズ毎に合図を入れ、慣れてきたらフェイントで、たくさん入れたり、逆に曲が止まっても合図を入れなかったりします。
- 歩く ⇆ 頭にどんぐりが落ちて頭をさわる(3歳〜5歳)
同様に、♩で子供は歩きます。
今度は高音クラスターで、頭を触ります。
最初に先生が「痛い‼︎」と頭を触る真似をすると良いですね。
どんぐり拾いと同様に、たくさん落ちてきたりなかなか落ちてこなかったりして、よく音に耳を澄まさせます。
応用としては、♩を速くして走らせたり、
また元のテンポに戻したりします。
更に応用として、クラスターの数を適宜変えて先生「どんぐりはいくつ落ちた?」
子供「3つ」
とやり取りしながらすすめる。
童謡「どんぐりころころ」を使ったリトミック
ねらいは拍、拍子を感じること。
①どんぐりを右手で拾い、左手に入れる動作を繰り返します。(2歳〜4歳)
どん ぐり ころ ころ
拾う 入れる 拾う 入れる
どん ぶり こ
拾う 入れる 拾う 入れる
②先生が言った身体の部位を8回ずつ触る(2歳〜4歳)
2拍前声掛け(あたま)
どんぐりころころどんぶりこ(ほっぺ)
♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩あたまタッチ
おいけにはまってさあたいへん(おひざ)
♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ほっぺタッチ
どじょうがでてきてこんにちは(おなか)
♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩おひざタッチ
ぼっちゃんいっしょにあそびましょう
♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩おなか
タッチ
ねらいは、拍と休符を感じる
③曲に合わせて、ケンパ ケンパ ケンケンパ
する(片足が難しい子は、ピョンパで両足跳びでも可)
どん ぐり ころ ころ
ケン パ ケン パ
♩ ♩ ♩ ♩
どん ぐり こ
ケン ケン パ
♩ ♩ ♩
同様に最後まで。
ねらいは、拍と休符を感じる。
④手でグーを作り、休符の時にお友達とごっつんこしたり、ボールを持ち休符の時にごっつんこする。(3歳〜5歳)
どんぐりころころどんぶりこ トン
♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩
リズムにのって歌う ごっつんこ
同様に最後まで。
他にも年中さん、年長さん向けのリトミック
・即興のスキップの音楽で歩く ⇆
「どんぐりころころ」が聞こえたら、お友達を見つけて手合わせする(4歳、5歳)
・円になって、どんぐりころころを歌いながら♩の拍でボールを回す。 →
フレーズ終わりの休符の時に持った子は、食べる真似などポーズをする → 曲の最後に持った子は円の後ろを一周スキップする。その時先生は、付点に変奏する。
※♩で回すのが難しい場合は、2分音符で回してもいいです。その時はポーズはしません。
(4歳、5歳)
子供たちと、色々なアイデアでリトミック してみましょう。